住まいのための不動産は老後のことまで考えて

住まいのための不動産は老後のことまで考えて

高齢化社会の到来で長期的スパンの設計思想が必要な今後の住まい

我々はつい最近まで小さくても家族全員が寝起きできる住まいを構えるのに懸命で、末永く使い、家族のライフステージによりを20年、30年先のことを考えずに建物を建ててきたようです。原因としては都市部の敷地価格が高くて建物の広さを希望通り広く取ることができなかったことが挙げられますが、空間的なゆとりの他に部屋を当初目的から替える可変性を考慮してこなかったことも少子高齢化社会に対応できない問題となっています。その結果、子供たちが成長し、巣立って行ったあとには老夫婦だけで住まいの一部だけ利用する生活になってしまったのです。

それが近年、病気がちになったり運動機能が低下するにとどまらず、介護状態まで機能低下した高齢者の増加によって在宅介護などの問題に直面して初めて、建物を建てた当初に目先のことしか考えていなかった矛盾が噴き出してきたのです。道路から玄関までに階段があったり、室内に階段室や段差のある建物、あるいは4畳半程度の小さい部屋割りなどはバリアフリーへの改造やエレベーター設置等を拒んでいて、建て替えなければ高齢者が安心して日常生活したり、介護療養生活できないのが実態でしょう。従って、これからは地球環境に配慮して建てたり壊したりしない100年住宅を目指すべき時代ですから、建物の設計思想にはできるだけ人生の長期的なスパンで考えた住まい作りを取り入れていくことが必要です。

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